キッコーマンもの知りしょうゆ館

なまずの里

2016年12月21日 21:42

2016年12月18日(日曜日)

千葉県野田市にあるキッコーマンもの知りしょうゆ館で、工場見学&しょうゆ作り体験に参加しました。

工場見学は、3回目くらいですが、しょうゆ作り体験の参加は初めて。
まずは、しょうゆについて、ビデオでお勉強。

続いて、工場内を見学しながら、しょうゆについてお勉強。
我が家は、いつも土日に来るので、実際に稼動しているとことは見たことがありませんが、展示物がたくさんあり、稼動していなくても、分かりやすいようになっています。

ペットボトルの中にある原料の量で、1リットルの醤油が出来あがるそうです。


しょうゆ麴を作る工程。
3日目には、麹菌の色が浮き出てきて、少し緑色になっています。


しょうゆ麴と食塩水をまぜたもろみは、発酵、熟成すると、かなり色が変化しています。
それぞれの時期のもろみの香りも嗅ぐことができます。


もろみの入っているタンク。でかっ。


熟成したもろみを、三つに折った炉布に入れ、折りたたみながら重ね、ゆっくり搾り出します。
機械で絞る時の力は、2000トンって言ってたような。


最後に、搾りたての生しょうゆは、酵素の働きを止めたり、殺菌や色、味、香りを整えるために火入れをし、出来上がったしょうゆは、アーバンパークライン(東武野田線)の線路の下を通っている地下のパイプを通って、隣の工場でペットボトルに詰めていくそうです。


ちなみに、ペットボトル容器に初めて詰められたのが、キッコーマンのしょうゆだそうです。


そして、いつもはここで終わりでしたが、今日は、しょうゆ作り体験もしちゃいます。


作業工程を、ビデオで確認後、作業開始。
作業といっても、基本はそれぞれの工程のサンプルが出来上がっているので、ちょこっと作業するだけですが、工場見学では見るだけでしたので、実際に触ることが出来て、結構面白いです。
まずは、原料の大豆、小麦、塩。


細かくされ蒸された大豆と、炒られた小麦に、麹菌を加えて、袋で振り振りして、混ぜ合わせます。
混ぜ合わさると暖かくなりました。


2日目の段階。
指を入れると、中の方が結構暖かい。
ここで、ムラがなくなるように一度手でほぐします。


手前下から、1日目、2日目、そして一番上にあるものが、しょうゆ麴完成の3日目の段階。


食塩水に出来上がったしょうゆ麴を入れて、まぜまぜ。
もろみを作ります。


発酵や熟成段階のもろみも、まぜまぜして、硬さの違いを確認。


出来上がったもろみを、炉布に入れ、ゆっくり搾り出します。
ここで急ぐと、濁ったしょうゆになってしまうそうです。


初めは、何もせず、もろみの重さのみで搾り出し、

次に、重しを載せて搾り出します。


搾り出すに従って、だんだん澄んだしょうゆが搾り出されてました。


しぼりだされたしょうゆを、数日間静かに休ませると、底から沈殿物、生しょうゆ、しょうゆ油に分離。
真ん中の生しょうゆを火入れしてしょうゆの完成。


出来上がったしょうゆは、味の付いていないおせんべいと、しょうゆを塗ったおせんべいとで、しょうゆの味わいを確かめ、体験終了。


帰りには、ひとりひとりお土産を貰いました。
里兄も参加すれば、もう1セットもらえたのに~(笑)



家に帰る前に、館内にある「まめカフェ」へ。
こちらは、工場見学をしなくても入れます。
せんべい焼き体験(3枚)で250円。
熱で炙って出来立てをいただきます。


しょうゆソフトクリーム280円と豆乳しょうゆソフトクリームハーフ 180円。
味は、ほのかなキャラメルのような風味。



何度か来た事のある工場見学でしたが、しょうゆ作り体験は初めてだったので、面白かった~。

さて、そろそろ、スキーシーズンですな~。
里兄は、スキー場に行きたくて、うずうずしてますよ~。


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